2008年8月5日火曜日

#005.「どこまでも」続く風景

ほとんどの家のテレビがまだ白黒だった頃、タイヤのCMに「どこまーでも行こおー!」という歌があった。
そのフレーズを想い出させる環境が英国にあった。
The Lakes  (湖水地方)。

文字どおり山と湖を背景とする美しい農村風景が「どこまでも」続き広がっている。
目の前の景色に見とれているうちに、山や丘のその向こう側の風景がみたくなる。
そしてその欲求を満たしてくれるのが Public Footpath!

ある人はリュックを背負い、ある人はマウンテンバイクで、ある人は軽装で、それぞれの「どこまでも」の時間を楽しんでいる。

九州各地の「文化的景観」の所在と重ねて考えると、身近な農村風景も新たなレクリエーションの舞台として地域の活性化に欠かせない宝だ。
その可能性こそ「どこまでも」続いている。